『保育をもっと楽しく』保育所における自己評価ガイドラインハンドブックの公表資料を確認
掲載 更新保育所向けの自己評価ガイドラインハンドブックの公表資料です。初回取得のため、法改正や施行前後の変更とは断定しません。内容は、保育所での自己評価の考え方、記録・計画の活用、会議運営、保護者や地域との連携、園内研修や外部評価の活用などを整理したハンドブックです。
これは初回取得時に確認した公式資料の要約です。制度変更のお知らせではありません。
AI要約
保育所で自己評価を進める際の考え方と工夫を確認できます。記録、計画、会議、研修、保護者対応の見直しに使う資料です。初回取得のため、変更点の前後比較ではなく公表資料の確認として扱ってください。
資料の取得種別:初回取得
対象となる施設・事業
- 保育所
公式資料で確認すること
- 資料全体を確認し、園内の自己評価の進め方に関係する記述を把握すること
- 記録・計画・会議・研修・保護者連携の各場面で、資料に示された工夫を自園の運用と照らし合わせること
- 必要に応じて、関連する上位資料として案内されている自己評価ガイドラインの確認を行うこと
要約の根拠
<このハンドブックについて> このハンドブックは、「保育所における自己評価ガイドライン(2020 年改訂版)」を活用し、各保育所で保育内容等の自己評価とそれに関連す る様々な取組を改めて意味づけたり見直したりする際の参考となるよう、 保育現場の方々のご協力を得て作成したものです。 日頃園で実際に行っていることや、保育の実践に携わる立場からいただ いた多くのご意見をもとに、「保育への手応えが生まれ、保育がより楽し くなる評価」を目指して、ガイドラインを踏まえた自己評価の実施に当た り、大切にしたいことや意識したいこと、具体的な工夫の例として考えら れることなどをまとめました。
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[保育所における自己評価ガイドライン(2020年改訂版)] 1.未来の保育実践を考えるための「評価」 2.自己評価の実施に当たって大切にしたいこと (1)自己評価の基盤となる「子どもの理解」 (2)日々の保育に手応えが生まれ、保育がより楽しくなる評価に (3)互いに肯定的な理解と評価ができる職場の環境づくり 3.取組を進めていく際のポイント ① 明日の保育に向けた日常的な記録・計画の活用 ② 会議やミーティングの工夫 ③ 既存の評価項目を用いる際の留意点と工夫 ④ 園長・主任の役割 ⑤ 保護者や地域との連携 ⑥ 園内研修、外部の研修や評価などの活用 <目次>
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保育所における自己評価ガイドライン(2020年改訂版) 本ガイドラインは、保育所保育指針に基づき、保育の質の確保・向 上を図ることを目的に、保育士等及び保育所が自ら行う「保育内容 等の評価」について、保育所全体としてどのように取組を進めてい くのか、その基本的な考え方や留意すべき事項等を示したものです。 <保育所保育指針第1章第3節(4)保育内容等の評価> ○保育士等の自己評価 個々の保育士等が、子どもの理解を基盤に保育を振り返り、自分 の保育の良さや課題を捉えて、次の保育に活かしていくために行いま す。 ○保育所の自己評価 保育所が、保育士等の自己評価を踏まえ、全職員の共通理解の下、 組織としてよりよい保育に向けた改善や充実に取り組むために行いま す。
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以上、3つの「自己評価の実施に当たって大切にしたいこと」を念頭に、各保育 所で評価の取組を進めていく際のポイントとして、 ◦明日の保育に向けた日常的な記録・計画の活用 ◦会議やミーティングの工夫 ◦既存の評価項目を用いる際の留意点と工夫 ◦園長・主任の役割 ◦保護者や地域との連携 ◦園内研修、外部の研修や評価などの活用 が挙げられます。 次ページからの「取組を進めていく際のポイント」では、各ポイントの趣旨や留 意点を示すとともに、具体例を紹介しています。 また、それぞれについて特に関連する内容が記載されているガイドラインの該当 ページもあわせて示していますので、適宜参照してください。 これらを参考に、まずは自園で“やってみたいと思えること”“できそうなこと” から取り入れてみましょう。
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取組を進めていく際のポイント3 明日の保育に向けた日常的な記録・計画の活用 ■「子どもの理解」を共通の軸にする (例)・ 毎日数行、具体的な場面での子どもの行動や様子を書き留める、子どもの心の動きを記 述するなど、子どもを捉える視点を培うことを意識して、日々の記録を作成する ・ 子どもの興味・関心、子どもたちの間でブームになっていることなどに着目して記録の 作成や保育の振り返りを行い、それをもとに子どもの姿を予想して計画を作成する ■ 負担を減らし、使える記録や計画に (例)・日誌や短期指導計画をあわせて見直し、両者の 項目間のつながりをよりわかりやすくする ・ 作りやすさと見やすさを考慮し、記録や計画に 必要な要素を改めて整理して様式を考えたり、 図や写真、ICTの活用など作成の方法を工夫し たりしてみる 保育の記録や計画を作成し、評価を実施するのは、子どもの実態に即して、一人一 人が
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会議やミーティングの工夫 ■ 自園の状況にあわせて柔軟に (例)・ 毎回の会議で、10分間は子どもの様々な様子を「次に向かう姿」として語りあう時間 を設ける ・毎日定例の「10分間ミーティング」で、テーマを決めて話し合う ・ 保育の準備作業を同僚と一緒に行う際に、雑談しながら最近の子どもの様子を共有する ■ 会議の効率的な持ち方や進め方を皆で考える (例)・ 各職員の業務や日頃会議にかけている時間を明確化・見える化し、会議等を「効率よく 行う」ことに向けた認識を職員間で共有する ・担当者が重なる会議は、分けずにまとめて実施する ・ 会議の目標(今回必ず決めたいことなど)をあらかじめ明確にし、参加者間で共有する 保育士等が子どもの姿を中心に保育について話し合うことにより、互いに様々な視 点や気づきが得られます。
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既存の評価項目を用いる際の留意点と工夫 ■ 自分・自園の実践と結びつけて理解する (例)・各項目について、具体的にどのような場面や子どもへの関わり等を指すか、皆で確認する ・既存のチェックリスト等に自園の保育で大切にしたい項目を追加したり、項目の中の一般 的な語を自園で用いている語に修正したりするなど、より自園で使いやすいものにする 様々な基準・尺度・チェックリスト等にある項目を自己評価に活用する際、項目の 内容や語の意味が、園や人によって多様な捉えられ方をされている場合があります。 表面的な確認に終わらないよう、評価に関わる人の間で、各項目について具体的な実 践と結びつけた的確な理解が共有されることが大切です。
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ガイドラインp.20-25, 28~29 園長・主任の役割 ■ 互いを尊重する職場の雰囲気をつくる (例)・各職員の持ち味や良いところに目を向け、それを他者にも伝えることを率先して意識する ・職員が、他の職員の自分とは異なる意見に対して、自身を否定されたかのように受けとめ る場合があること等に留意し、話し合いの目的や互いを認め合う基本姿勢を明確に示す ■ 職員の中心となって「大切にしたいこと」を具体化する (例)・ ミドルリーダーと連携して個々の保育士等の思い を把握し、課題となっていることの背景や要因を 整理しながら、日々の実践を捉えるためのヒント を提示して本人の気づきを促す ・ 園としての保育の方向性をもちつつ、保育士等の 作成した記録や計画をもとに対話しながら、次の 保育に向けた思いやアイデアを引き出し、イメー ジを明確にしていくことを支える 一人一人の保育士等が日々の保育に主体的
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ガイドラインp.6~8, 35~36 保護者や地域との連携 ■ 子どもの思いや育ちを捉える視点を共有する (例)・ 日常の保育の中で遊びが様々に展開していく様子などを、写真や動画等も活用して保護者 と共有できるよう工夫し、背景にある保育士等の意図も含めた保育のプロセスを伝える ・ 保育参加を保護者との対話の機会として捉え、実際の子どもの姿を一緒に見ながら、子 どもの思いや育ちを何をもとにどのように読み取ったのか、具体的に語り合う ・ 公開した保育の記録への保護者からのコメントを、保育の振り返りや次の計画に活かす ■ より広い視野から自分たちの保育を捉える (例)・ 地域の人々との交流を通じて、地域全体の状況や暮らしを知り、その中での自園の保育 環境や子どもの生活という視点から、園での遊びなどを通じた子どもの体験の意味を考 えてみる ・ 専門機関の職員とそれぞれの視点から子どもの様子や援助に
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■ より説得力があり、役に立つ評価に (例)・ 外部の研修で学んだ新しい知見や最近の動向、公 開保育での他園の取組などから、自園で今まで 「当たり前」「適切」としてきたことが、このま まで良いのか、問い直してみる ・ 外部のアドバイザーからの助言や自園の公開保育 後の参加者との意見交換をもとに、自園の「強 み」と「弱み」を把握し、今後の自己評価の観点 や次の研修内容等に反映する ・ 第三者評価での助言や指摘をもとに職員間で話し 合ったり、受審をきっかけに現在の取組や書類を 職員全体で俯瞰的に見直したりするなど、園の自 己評価に活用する ガイドラインp.6~8, 34 園内研修、外部の研修や評価などの活用 ■ 研修も評価も目的は同じであることを意識する (例)・ 保育の様子を動画で撮影し、その場面を見ながら子どもの理解を深めることに主眼を置 いて話し合う ・「楽しく学び合う」ことを毎回共通の
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【著作権について】 保育をもっと楽しく 保育所における自己評価ガイドライン ハンドブックに関しての著作権は厚生労働省が有しています。 本事例集の内容については、転載・複製を行うことができます。 転載・複製を行う場合は、出所を明記してください。 なお、商用目的で転載・複製を行う場合は、あらかじめ厚生労働省 03-5253-1111(子ども家庭局 保育課)までご相談ください。
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保育をもっと楽しく 保育所における自己評価ガイドライン ハンドブック 2020(令和2)年3月 厚生労働省子ども家庭局保育課 作成協力者(50音順、敬称略) 石井 章仁【大妻女子大学】 伊藤 恵里子【千葉明徳短期大学】 井上 眞理子【洗足こども短期大学】 遠藤 純子【昭和女子大学】 大方 美香【大阪総合保育大学】 大豆生田 啓友【玉川大学】 加納 章【比治山大学】 岸本 みさ子【千里金蘭大学】 古賀 松香【京都教育大学】 小久保 圭一郎【千葉明徳短期大学】 齊藤 多江子【日本体育大学】 櫻井 裕介【中村学園大学短期大学部】 汐見 稔幸【東京大学名誉教授】 田澤 里喜【玉川大学】 寺地 亜衣子【香蘭女子短期大学】 中山 美香【高知大学教育学部附属幼稚園】 那須 信樹【中村学園大学】 野澤 祥子【東京大学】 濱田 祥子【比治山大学】 普光院 亜紀【保育園を考える親の会】 古山 律子【川村学園
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