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母子生活支援施設運営ハンドブックの公表資料確認

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こども家庭庁の公表資料として、母子生活支援施設の運営に関するハンドブック本文と索引が掲載されています。初回取得のため法改正や施行済み・未施行の断定はせず、公表資料の内容確認として扱います。本文では、運営理念・基本方針の明文化と周知、中・長期計画、事業計画の策定と見直し、施設長の責任、人事管理、実習生受入れ、標準的な実施方法、自己評価・第三者評価など、施設運営の実務に関する説明が整理されています。

これは初回取得時に確認した公式資料の要約です。制度変更のお知らせではありません。

AI要約

母子生活支援施設の運営実務を確認する資料です。運営理念や基本方針の明文化、職員や母親と子どもへの周知、計画の策定・見直し、評価と改善、実習生受入れ、標準的な実施方法の整備などが読み取れます。初回取得の公表資料のため、義務の新設や施行済み適用は断定しません。原文全体の確認が必要です。

資料の取得種別:初回取得

対象となる施設・事業

  • 児童養護施設
  • 里親
  • 母子生活支援施設

公式資料で確認すること

  • 運営理念と基本方針を文書化しているか確認する。
  • 職員、母親、子どもへの周知方法を確認する。
  • 中・長期計画と各年度の事業計画の連動を確認する。
  • 事業計画の評価、見直し、記録の残し方を確認する。
  • 施設長の役割と責任の文書化や周知を確認する。
  • 実習生受入れの担当、マニュアル、事前説明の体制を確認する。
  • 標準的な実施方法の文書化と改訂記録を確認する。
  • 自己評価や第三者評価、改善計画の運用を確認する。

要約の根拠

7 施設運営 (1)運営理念、基本方針の確立と周知 ①法人や施設の運営理念を明文化し、法人と施設の使命や役割を反映させる。 ・理念には母親と子どもの権利擁護の視点を盛り込み、施設の使命や方向、考え方を反 映させる。 キーワード ・法人、施設の社会的存在 ・運営理念の明文化 解 説 社会福祉法では、利用者個人の尊重や地域福祉の推進、さらには社会的養護の質の向 上に向けた取組等、これからの社会福祉の方向性が規定されています。 そこで、社会的養護の内容や特性を踏まえた施設の運営理念を具体的に示す必要があ ります。 理念とは、施設の社会的存在理由や信条を明らかにしたものであり、職員の行動規範 となるものです。また、施設経営や様々な事業を進める上での基本となります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(1ページ) · 1ページ

・基本方針は、「母子生活支援施設運営指針」を踏まえ、理念との整合性があり、母親 と子ども権利擁護の視点を盛り込み、職員の行動規範となる具体的な内容とする。 キーワード ・事業計画の基本 ・法人、施設の基本方針 解 説 基本方針は、施設の運営理念に基づいて当該施設の母親と子どもに対する姿勢や地域 とのかかわり方、あるいは施設が有する機能等を具体的に示す重要なものであり、年度 ごとに作成する事業計画等の基本ともなります。 基本方針が明確にされていることによって、職員は自らの業務に対する意識付けや、 母親と子どもへの接し方、社会的養護への具体的な取組を行うことができるようになり ます。また、対外的にも、実施する社会的養護に対する基本的な考え方や姿勢を示すも のとなり、当該施設に対する安心感や信頼を与えることにもつながります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(2ページ) · 2ページ

③運営理念や基本方針を職員に配布するとともに、十分な理解を促すための取組を行う。 キーワード ・運営理念、基本方針の職員への周知 解 説 運営理念や基本方針は、社会的養護に対する考え方や姿勢を示し、職員の行動規範と なるものですから、職員には十分な周知と理解を促すことが重要となります。 運営理念や基本方針を文書にして職員に配布することは施設の基本的な取組と位置 付け、より理解を促進するための取組を行うことが望まれます。 評価方法は、訪問調査において組織として職員への周知に向けてどのような取組を行 っているかを聴取した上で、職員への聴取・確認を行うことによってその周知の状況を あわせて把握することになります。 ここで言う「職員」とは、常勤・非常勤、あるいは職種を問わず、組織に雇用される 全ての職員を指しています。 職員採用時の新人研修等で、職員への周知を図る取り組みを行うのが良いでしょう。

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④運営理念や基本方針を母親と子どもに配布するとともに、十分な理解を促すための取 組を行う。 キーワード ・運営理念、基本方針の母子への周知 解 説 運営理念や基本方針は、社会的養護に対する考え方や姿勢を示すものですから、職員 に限らず、母親や子どもにも広く周知することが必要となります。また、母親と子ども に対して運営理念や基本方針を周知することによって、実施する支援に対する安心感や 信頼を高めることにもつながるため、十分な取組が求められることとなります。 母親と子どもに対する周知では、作成された印刷物等の内容がわかりやすく、周知の 方法にも配慮が必要です。また、母親と子どもに対しては職員に対する方法とは違った 工夫も求められます。 具体的には、施設入所時の一連の説明の中に位置付けるとともに、施設内に掲示する 必要があります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(4ページ) · 4ページ

(2)中・長期的なビジョンと計画の策定 ①施設の経営理念や基本方針の実現に向けた施設の中・長期計画を策定する。 ・理念や基本方針の実現に向けた目標(ビジョン)を明確にし、支援の内容や組織体制 等の現状分析を行う。 ・入所者支援を充実させ、地域の特性に応じた母子生活支援施設の役割・機能を明確に する。 ・専門的支援や地域支援の拠点機能を強化し、地域のひとり親家庭支援を行う体制を充 実させる。 キーワード ・施設の「中・長期計画」 ・経営理念(方針) 解 説 「中・長期計画」とは、組織の理念や基本方針の実現に向けた具体的な取組を示すも のです。(概ね「中・長期」とは3~10 年を指すものとします。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(5ページ) · 5ページ

その為には、施設内外の環境(制度や施策の変更)にも目をむけ、計画に取り入れ ていくことが必要です。 【コラム】 ○○法人の経営方針(例示) 1、法人職員の意見集約を行い、職員が主体的に関与できる意思決定、合意形成のシス テムの構築と、透明性の高いガバナンスを目指す。 2、将来に希望の持てる明確なキャリアパス制度を構築すると共に、法人の人材像を明 確にした人材育成を行う。 3、第三者の意見を導入して適切な経営の分析を行い、計画的な修繕と新規事業の立ち 上げを通じて、継続的で安定的な法人運営を目指す。 4、法人職員の交流や事業所間の連携を通じて、情報の共有化と相互理解を深め、リス ク管理と安全対策や災害対策のシステムを構築する。 5、社会貢献の理念に基づき、地域連携や広域連携を通じて相互支援システムを構築す るとともに、法人事業の広報を行う。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(6ページ) · 6ページ

③事業計画を、職員等の参画のもとで策定するとともに、実施状況の把握や評価・見直 しを組織的に行う。 ・事業計画の実施状況については、母親や子どもの意見を聞いて、評価を行う。 キーワード ・事業計画策定の職員の参画 ・次年度事業計画への反映 解 説 まず指摘しておかなければならないのは、黒ポチ(「・事業計画の実施状況について は、母親や子どもの意見を聞いて、評価を行う」)の説明です。事業計画の評価につい ては、母親や子どもの意見を聞くことは大切ですが、この項目の説明としては、まず職 員の参画のもとでの策定や評価が重要と述べなければなりません。 そのうえで、事業計画の策定に当たり、関係職員の参画や意見の集約・反映の仕組み が組織として定められており、また、内容に応じて母親と子どもの意見を集約して各計 画に反映していくことも求められます。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(8ページ) · 8ページ

④事業計画を職員に配布するとともに、十分な理解を促すための取組を行う。 ・事業計画はすべての職員に配布し、会議や研修において説明する。 キーワード ・事業計画の周知と工夫 解 説 事業計画を職員がよく理解することは、計画達成のために欠かすことができない要件 です。職員に対する周知では、計画を文書にして配布することは基本的な取組と位置付 け、より理解を促進するために、どのような取組の工夫を行うかが重要です。 【コラム】 理解を促すための取り組みの例 ・各計画を会議や研修において説明する。 ・各計画をメールで配信したり、見やすい場所に掲示するなどの工夫を行う。 ・各計画をわかりやすく説明した資料を作成する等によって、より理解しやすいよう な工夫を行っている。 ・各計画の進捗状況を確認し、職員間で確認を行う。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(9ページ) · 9ページ

(3)施設長の責任とリーダーシップ ①施設長は、自らの役割と責任を職員に対して明らかにし、専門性に裏打ちされた信念 と組織内での信頼をもとにリーダーシップを発揮する。 ・施設長は社会的養護の使命を自覚し、自らの役割と責任について文書化するとともに、 会議や研修において表明する。 ・施設長は、職員の模範となるよう自己研鑽に励み、専門性の向上に努める。 キーワード ・施設長のリーダーシップ ・チームアプローチ 解 説 施設長は、組織全体をリードする立場として、職員に対して自らの役割と責任を明ら かにすることは、職員からの信頼を得るために欠かすことができないものです。質の高 い支援の実施や効率的な運営は、施設長だけの力で実現できるものではなく、組織内で の信頼のもとにチームアプローチのリーダーシップを発揮することが施設長の要件と 言えます。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(12ページ) · 12ページ

②施設長自ら、遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行い、組織全体をリー ドする。 ・施設長は、法令遵守の観点での施設運営に関する研修や勉強会等に参加する。 ・施設長は、職員に対して遵守すべき法令等を周知し、また遵守するための具体的な取 り組みを行う。 キーワード ・法令遵守 ・倫理 解 説 施設が社会的役割を果たしていくためには、基本的な関連法令や施設としての倫理を 踏まえて事業を進める必要があります。施設長自らがそれらの法令等(憲法、法律、政 令、府・省令、告示、通達、局長通知、課長通知)や倫理を正しく理解し、組織全体を リードしていく責務を負っています。 組織として遵守しなければならない基本的な関連法令について、リスト化する等の方 法で正しく認識されているかどうか、また最新の内容が把握されているかどうか等が評 価のポイントとなります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(13ページ) · 13ページ

③施設長は、支援の質の向上に意欲を持ち、組織としての取組に十分な指導力を発揮す る。 ・施設長は、支援の質の現状について定期的、継続的に評価・分析を行う。 ・施設長は、支援の質の向上について、職員の意見を取り入れるとともに、施設内に具 体的な体制を構築し、自らもその活動に積極的に参画する。 キーワード ・支援の質の向上 解 説 社会福祉法第 78 条には、施設は「良質かつ適切な福祉サービスを提供するよう努め なければならない」と規定されています。施設ではその質を向上させることが重要な課 題です。 施設長は、理念や基本方針に照らし合わせた支援の質に関する課題を把握し、その課 題の改善に向けた取組を組織全体に明らかにして指導力を発揮することが重要です。 施設長がこの課題を正しく理解した上で、組織に対してどのように指導力を発揮して いるかを具体的な取組として行う必要があります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(14ページ) · 14ページ

④施設長は、経営や業務の効率化と改善に向けた取組に十分な指導力を発揮する。 ・施設長は、施設の理念や基本方針の実現に向けて、人員配置、職員の働きやすい環境 整備等を行う。 ・施設長は、経営や業務の効率化や改善のために施設内に具体的な体制を構築し、自ら もその活動に積極的に参画する。 キーワード ・施設経営の効率化 ・コストバランス 解 説 施設長は、施設運営の基本である経営や業務の効率化と改善という基本的な課題を常 に視野に入れて組織を運営していくことが求められます。 経営状況やコストバランスの分析に基づいて、経営や業務の効率化を行うとともに、 その効果をさらなる改善に向けていくといった継続的な取組が、安定的かつ良質な支援 の実施には不可欠となります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(15ページ) · 15ページ

(4)経営状況の把握 ①施設運営を取りまく環境を的確に把握するための取組を行う。 ・施設運営を長期的視野に立って進めていくために、社会や社会福祉全体の動向、施設 が位置する地域での福祉ニーズの動向、母親と子どもの状況の変化、ニーズ等を把握 する。 キーワード ・福祉全体の動向 ・長期的視野 ・施設運営 解 説 施設運営の基本として、組織として施設を取り巻く動向を的確に把握するための取組 を行う必要があります。 社会的養護の動向、施設が位置する地域での福祉に対する需要の動向、母子世帯の数 や状況の変化、支援のニーズ、潜在的な保護を要する母親と子どもに関するデータ等は、 施設運営を長期的視野に立って進めていくためには欠かすことのできない情報です。 これらの情報を収集するためにも、全国母子生活支援施設協議会等の組織に加盟する ことが重要です。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(16ページ) · 16ページ

②運営状況を分析して課題を発見するとともに、改善に向けた取組を行う。 ・運営状況や改善すべき課題について、職員に周知し、職員の意見を聞いたり、職員同 士の検討の場を設定する等、施設全体での取組を行う。 キーワード ・運営状況の分析 ・施設全体での運営改善の取り組み 解 説 施設長は、運営状況を具体的に把握・分析する取組を行う必要があります。具体的に は、運営状況の把握・分析のための方法が組織として確立された上で、その取組が行わ れているかどうかという点です。 運営上の課題を解決していくためには、職員の意見を聞いたり、職員同士の検討の場 を設定したりする等、組織的な取組が必要であるという観点が重要です。 担当者の選任や職員会議・職種会議等で、運営についての議論をきちんと記録して おくことが肝要です。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(17ページ) · 17ページ

③外部監査(外部の専門家による監査)を実施し、その結果に基づいた運営改善を実施 する。 ・事業規模に応じ、2年あるいは5年に1回程度、外部監査を受けることが望ましい。 キーワード ・外部の専門家 ・外部監査の努力義務 解 説 社会福祉法人審査基準では、外部監査の頻度について5年に1回程度の外部監査を行 うなど法人運営の透明性の確保のために取組を行うことが望ましいとしています。 外部監査とは財務管理、事業の経営管理、組織運営・事業等に関する外部の専門家の 指導・助言を指します。なお、財務管理、経営管理等は「公認会計士等、税理士その他 の会計に関する専門家」によることが求められます。また組織運営・事業に関しては、 児童福祉に詳しい学識者等が考えられます。 一方、母子生活支援施設の場合、比較的規模が小さく行政監査の他に監査を受ける 機会は少ないと思われます。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(18ページ) · 18ページ

(5)人事管理の体制整備 ①施設が目標とする支援の質を確保するため、必要な人材や人員体制に関する具体的な プランを確立させ、それに基づいた人事管理を実施する。 ・各種加算職員の配置に積極的に取り組み、人員配置の充実に努める。 ・職員が、各職種の専門性や役割を理解し合い、互いに連携して組織として支援に取り 組む体制を確立する。 ・基幹的職員、心理療法担当職員等の機能を活かす。 キーワード ・加算職員の配置 ・人員体制の具体的プラン 解 説 基本方針や各計画を実現するために必要な人材や人員体制について、組織として具体 的なプランを持っているかどうかが重要です。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(19ページ) · 19ページ

②客観的な基準に基づき、定期的な人事考課を行う。 キーワード ・人材育成 ・人事考課 解 説 人事考課の持つ意味は、組織の事情によって多少の違いはあるものの、基本的には、 職員の職務遂行に当たっての能力と行動及びその成果を、評価者が組織として定めた一 定の基準と方法に従って評価してその結果を記録し活用することと言えます。 人事考課の目的と役割は、人材の能力開発、育成に活用されること、公正な職員処遇 を実現すること、個々の意欲を喚起し、組織活性化に役立つことです。決して、賃金や 処遇に格差をつけることを目的にしたものではありません。確かに人の評価にかかわる 課題だけに慎重な対応が必要ですが、本来の目的を正しく認識し、適性に運用していく ことは、健全な組織では当然のことと言えます。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(20ページ) · 20ページ

③職員の就業状況や意向を定期的に把握し、必要があれば改善に取り組む仕組みを構築 する。 ・勤務時間、勤務状況を把握し、職員が常に仕事に対して意欲的にのぞめる環境を整え る。 ・困難ケースの抱え込みの防止や休息の確保などに取り組む。 キーワード ・有給休暇 ・事業主行動計画 解 説 支援の内容を充実させるためには、組織として、職員が常に仕事に対して意欲的にの ぞめるような環境を整えることが求められます。職員の就業状況や意向・意見を把握、 その結果を分析・検討し、改善に向けた取組を人材や人員体制に関する具体的なプラン に反映した上で進めていくといった仕組みが必要となります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(21ページ) · 21ページ

④職員処遇の充実を図るため、福利厚生や健康を維持するための取組を積極的に行う。 ・職員の心身の健康に留意し、定期的に健康診断を行う。 ・臨床心理士や精神科医などに職員が相談できる窓口を施設内外に確保するなど、職員 のメンタルヘルスに留意する。 キーワード ・職員処遇 ・職員のメンタルヘルス 解 説 職員処遇の充実を図るという観点からの取組みが重要です。具体的には、「社会福祉 事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な指針」(平成19年厚生労 働省告示第289号)第3に規定される人材確保の方策のうち、1.労働環境の整備の 推進等にある「⑤健康管理対策等」及び「⑦福利厚生」に示されているものに対する取 組等が挙げられます。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(22ページ) · 22ページ

(6)実習生の受入れ ①実習生の受入れと育成について、基本的な姿勢を明確にした体制を整備し、効果的な プログラムを用意する等積極的に取り組む。 ・受入れの担当者やマニュアルを整えるとともに、受入れの意義や方針を全職員が理解 する。 ・学校等と連携しながら、実習内容全般を学べるプログラムを準備する。 キーワード ・実習受け入れの社会的責務 ・実習指導 ・実習プログラム 解 説 ここで言う実習とは社会福祉専門職を育成するための実習を指しています。 福祉の人材を育成することは、施設の社会的責務の一つです。地域の特性や施設種別、 規模等、状況によって異なりますが、組織としての姿勢が明確にされているとともに、 その体制が整備されている必要があります。 また組織として実習生受入れの意義や方針が明確にされ、全職員に理解されている必 要があります。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(23ページ) · 23ページ

(7)標準的な実施方法の確立 ①支援についての標準的な実施方法を文書化し、職員が共通の認識を持って支援を行う。 ・標準的な実施方法を職員に周知し、共通の認識を持って一定の水準の支援を行う。 ・マニュアルは、母親や子どもの状態に応じて職員が個別に柔軟に対応できるものにす る。 キーワード ・支援実施方法の文書化 ・支援の個別化 解 説 支援においては、個々の母親と子どもの状況に応じた支援を行う必要があります。し かし、安全性を含めて一定の水準以上の支援の提供を担保するためには、施設として実 施しなければならない事項をまとめ、標準的な実施方法を定めることが必要です。(例 えば、「入所初期の支援」「日常生活の支援」「就労支援」などの支援の内容ごとに定め ることを想定しています。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(26ページ) · 26ページ

②標準的な実施方法について、定期的に検証し、必要な見直しを組織的に実施できるよ う仕組みを定め、検証・見直しを行う。 ・ 標準的な実施方法の見直しは、職員や母親、子どもからの意見や提案、生活の状況 等に基づいて支援の質の向上という観点から行う。 ・見直しの時期は、少なくとも1年に1回は検証し、必要な見直しを行う。 キーワード ・PDCAサイクル ・マニュアルの改訂記録 解 説 標準的な実施方法について、定期的に現状を検証し、必要な見直しを組織的に行うた めの仕組みが定めることと、仕組みに従って見直しを実施していかなければなりません。 標準的な実施方法を定期的に見直すことは、支援の質に関する職員の共通意識を育て るとともに、PDCAのサイクルによって、質に関する検討が施設として継続的に行わ れているという意味をあわせ持っています。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(27ページ) · 27ページ

(8)評価と改善の取組 ①施設運営や支援の内容について、自己評価、第三者評価等、定期的に評価を行う体制 を整備し、機能させる。 ・3年に1回以上第三者評価を受けるとともに、定められた評価基準に基づいて、毎年 自己評価を実施する。 ・職員の参画による評価結果の分析・検討する場を設け、実行する。 キーワード ・PDCAサイクル ・自己評価 ・第三者評価 解 説 施設運営や支援の質の向上は、PDCAのサイクルを継続して実施することによって、 恒常的な取組として機能していきます。 これを具体的に示すと、「改善計画策定→計画実施→実施状況の評価→改善計画の見 直し→必要があれば計画変更」となります。 なお、ここでの「支援の見直し」とは、個別の利用者に対するものではなく、組織的 な対応を求められる全体としての改善課題の発見と対応を指しています。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(28ページ) · 28ページ

②評価の結果を分析し、施設として取り組むべき課題を明確にし、改善策や改善実施計 画を立て実施する。 ・分析・検討した結果やそれに基づく課題を文書化し、職員間で共有し、改善に取り組 む キーワード ・改善実施計画 ・評価結果の共有と改善 解 説 実施した自己評価、第三者評価などの結果を組織がどのように活用するか、また評価 結果から明確になった課題に対して、改善策や改善実施計画を検討し、決定する必要が あります。 改善課題の明確化や、評価結果の分析結果、それに基づく課題等を、検討過程を文書 化し職員間で共有・確認することが求められます。 課題の中には、設備の改善や人員配置、予算的な課題等、単年度では解決できないも のも想定されます。これらについては、必要に応じて目標や中・長期計画の中で、段階 的に解決へ向かって対応していくべきでしょう。

取得後 · その2(PDF/3.6MB)(29ページ) · 29ページ

資料と取得情報

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